ファイアーエムブレム 紋章の謎
第1部「暗黒竜と光の剣」に続く第2部エンディングです。全員生存

〜第2部終章2 竜の祭壇 外観〜
高くそびえ立つ岩山に、石の橋がかけられている。
そして、はるか天上にまで届くかと思われるような石の階段が
ラセン状に付けられている。荒れた岩山は無気味なうなりをあげて、
まるで生きているかのように時折大きく息をする。
竜の祭壇..古代竜族の遺跡。神竜王ナーガが地竜族を封印した場所である。
そして今、600年の時を経て地竜が目覚めつつあるという。
邪悪な悪魔が無数に生まれつつ有るというのだ..

〜終章2 戦闘マップ1〜
マルス:何だこの異様な空気は。何か邪悪な魂がひしめいているようだ。
ジェイガン:確かに..私も体が氷りつく様です。これも地竜族の怨念でしょうか
いずれにしても王子ここから先は皆では行けない様です。何が有るか
分かりませんから特に優れた者だけを選んで下さい。
マルス:でも4人のシスターを心配している者達は連れて行ってあげたい
(レナ、マリア、ニーナ、エリスが敵になって登場する)
ジェイガン:うむ..やむをえませんな。果たして何名が生き残れるか
苦しい戦いになるでしょう

〜キャラ選択(最大15名)終了後〜
ガトー:マルス王子、この祭壇には凶暴な蛮族(闇の部族)と
理性を失った魔竜族が多数潜んでいるはずだ。彼等はガーネフに操られ
そなたを襲ってくるだろう。カーネフのしもべたる闇の司祭も
あなどれぬ力を持っておる。戦いが長びけばそれだけ苦しくなるだろう。
一気に駆け抜けるのじゃ!そしてガーネフを倒し奴がアリティアから
奪い去った神剣ファルシオンを取り戻さねばならぬ。
ファルシオンが無ければメディウスを倒すのは無理であろう..

〜終章2 戦闘マップ2開始〜
ガーネフ:来たか小僧!またしてもわしのジャマをするか。今度ばかりは許さぬぞ!!
マルス:ガーネフ、姉上達を返せ!!皆をどこにやったのだ!
ガーネフ:ふぉふぉふぉ..あのシスターどもは暗黒竜復活の生け贄とした。
もうもとには戻らなぬよ。地竜王メディウスが間も無く真の姿に生まれ変わる。
その為の生け贄としてシスターが必要だった。だがあやつらは
その苦しみに耐えられず魂は砕けた。もはやわしとてどうにもならぬ。
しかしお陰で暗黒竜は目覚めた。奴には封印の盾の力も及ばぬ。残念だが
もはやこれまでだな。だがマルスよ..お前はここで死ね!!!

〜終章2戦闘マップ3開始(マップ2でガーネフを倒しファルシオン入手)〜
マルス:!..あそこにいるのは姉上達じゃ無いか!?そして姉上達が守っているのは
ばかな..あれが..あれがメディウスだと言うのか..
ジェイガン:しかしあれでは姫様方に邪魔されて、王子の剣が届きません
早く何とかしないと地竜達が目覚めてどんどん苦しくなっていきますぞ
マルス:じゃあどうすればいい..どうすれば
姉上達を救う事が出来るのだ教えてくれジェイガン
ジェイガン:それは..私にも分かりません..
ただメディウスを倒す為にはやむを得ぬ事も有るかと..
マルス:!..どういう事だ、まさか姉上達を殺せとでも!?
ジェイガン:それも一つだと申し上げているのです。これ以上の苦しみは
姫様方にも耐えられぬ事。お命を奪ってでもお救いせねばなりません
マルス:ジェイガンは僕にその決断をせよと言うのか
ジェイガン:人の上に立つ者はつらい決断をせねばならぬ時も有る、
そう申し上げているのです。 マルス:ジェイガン分かったもういい、
僕はあきらめないよ。何か方法が有るはずだ、僕は最後まで諦めないぞ!!

〜ミネルバがマリアに「話す」〜
ミネ:マリア!目を覚ましなさい私ですミネルバです、どうしたのしっかりしなさい!
マリア:うーん..あ..ミネルバお姉様..あっきゃーメディウスが..
ミネ:もう大丈夫よ安心して。ごめんねマリア、あなたをこんな目に合わせて
マリア:姉様..怖かった..怖かったよ..あっ!ミシェイル兄様はどうされたの
私を助けようとしてガーネフと戦ってくれた
ミネルバ:ミシェイルは..大丈夫よマリア、心配しないで(本当は死んでいる)
マリア:わっホント?じゃあ国に帰ったらまた昔の様に皆で暮らせるのね!
良かったね、姉様。あぁ早くミシェイル兄様に会いたいな ミネルバ:マリア..

〜ジュリアンがレナに「話す」〜
ジュリアン:レナさん気付いてくれよ。オレだよジュリアンだよ!
一体どうしちまったんだよ..オレ何の取り柄の無い男だけどさ、あんたの為だったら
何だって出来る!別に何も望まないけどレナさんの笑顔を見ていたいんだ
なあ、笑ってくれよ!頼むよレナさん..
レナ:あ..ジュリアン..やっぱり来てくれたのね。きっとあなたが来てくれるって
信じてた。だからどんなに恐ろしくても我慢出来た..
ジュリアンごめんね私、あなたに甘えてばかり.. 
ジュリアン:いや..オレ、レナさんにそう言ってもらえるだけで十分さ
レナ:ジュリアン、一つだけお願い聞いてくれる?
ジュリアン:うん?ああ何だって言ってみなよ。俺に出来る事なら..
レナ:これからは私の事レナって呼んで。だっていつまでも他人みたいで
おかしいわ、私達マケドニアに帰ったら一緒に暮らすんだもの
ジュリアン:えっ?..レナさん..あっ..いや..レ..ナ..まさかそれって..
レナ:うん神様はきっと許して下さる。だって私あなたの事がこんなに..好きなんだもの

〜マリクがエリスに「話す」〜
マリク:エリス様!僕ですマリクです!どうか目を覚まして下さい!あなたを
お守りしたくて一生懸命魔道を学んで来たのに..僕はまたあなたを守れなかった
あなたの側に居てあげられなかった。エリス様..お願いですどうか..どうか目を開いて下さい
エリス:マリク?..!ああーマリク!助けて..ガーネフが..怖い..お願い助けて!
マリク:エリス様!良かった、気が付いたのですね。もう大丈夫です、僕は
ここに居ますから。あ..でもマルス様が..皆も見てるから..そんなに..困ったな。エリス様、
もう僕は二度とお側を離れません。例えどのような事があろうとも..いいですね

〜仮面の騎士シリウスがニーナに「話す」〜
シリウス:さあニーナ王妃!目を覚ますのだ!!しっかりされよ..!
ニーナ:ああ..私は罪を犯しました。私が愚か故ハーディンを苦しめて..
あそこまで..追い詰めてしまった。ああ..私は..一体どうすれば..
シリウス:王妃よ..ハーディン公の苦しみはマルス王子が解放された。
王は最後まであなたを愛し自らの罪を詫びられていた。もうよいのです。
もうそれ以上苦しむ事は無い。あなたは悪い夢を見ていたのです..
ニーナ:..あなたは..?
シリウス:ニーナ王妃負けてはいけない、あなたはそれほど弱い人では無いはずだ!
ニーナ:あ..?あなたは..カミュ..!?カミュなのね!!何故..
何故あなたが..私は夢を見ているの?あなたが生きていたなんて..ああ..本当に..
シリウス:!..王妃よ..あなたは何か思い違いをしている。私は同盟軍の一兵士
シリウスという者。カミュなど知らぬ..
ニーナ:シリウス..??..そんな..いいえ!違います!あなたは..
シリウス:落ち着いて下さい、あなたは疲れているのです。私はもうすぐここを
去らねばならない。さあ、ニーナ王妃..あなたはマルス王子のもとへ..
ニーナ:あなたは..あなたはどこへ行くのですか
シリウス:私は国に帰らねばならぬ。私には..待っている者がいる..
ニーナ:そう..ですか..シリウス..有難う..感謝します
シリウス:すまぬ.. ニーナ:えっ?
シリウス:いや..何でも無いのだ..さあ王妃よ、もう行かれよ!
(補足/カミュは第1部でマルス軍に殺されたかと思われたが、記憶喪失となり
FC版「ファイアーエムブレム外伝」の島に流され、ジークと名乗る。看病をしてくれた
ニーナそっくりの女性に恋をし、その後記憶が戻って2部に登場したと推測される)

〜マルス対メディウス〜
メディウス:ワガ..フッカツハナッタ。オロカナニンゲンドモ..ヒトリノコラズ..コロス
(メディウスをファルシオンで倒してから)
メディウス:グワッ..!ナゼダ..ナゼワレラガコウモカンタンニ..
コレガナーガノ..フウインノタテノチカラダト..イウノカ..ダガ..ニンゲンヨ..
オボエテオケ..オマエタチニソノイヤシイココロガアルカギリ..タテハフタタビ
ウシナワレ、ワレラハチノソコカラヨミガエッテクルダロウ..ソノコト..ワスレルナ..

〜玉座を制圧〜
ガトー:マルスよ..勇敢なるアリティアの王子よ、そなたの働きによって
暗黒地竜メディウスは完全に滅びた。メディウスのしもべたる地竜族もまた
闇の中へ消えた。封印の盾が有る限りもう二度と彼等が目覚める事は無いであろう。
マルスよ、勇者アンリの子孫にして選ばれし光の王子よ。そなたは人類を救い
そして又我ら竜族をも救ってくれたのだ..
チキ:お兄ちゃん!!私もう氷の神殿へ帰らなくても良いんでしょ。嬉しい!
だって私皆大好きだもの。あんな寂しい所で一人ぼっちなんてもう絶対嫌だもの
本当に..夢みたい..嬉しくって..マルスのお兄ちゃん大好き!

マリーシア:もおーチキったらいつまでマルス様の側にくっついてるのよ!
でもマルス様もマルス様ね、あんなに嬉しそうにして。ね、シーダ様許せないよね
シーダ:もうマリーシアったらバカ言って。でもマルス様本当に嬉しそう..
マリーシア:うん。やっと肩のにが降りたんだものね。だってマルス様、
じっと重い責任を背負わされて苦しそうだった。でもつらかったのはシーダ様も同じね
マルス様の周りはいつも人が一杯でめったに話も出来なかったし寂しかったでしょ
シーダ:うん..でもいいの。マルス様が無事でいてくれたら他には何も
望まない。私ね、神様にお願いしたの。マルス様には大切な使命が有るから
もし命を召されるなら私を代わりにって..私にはそれ位しかお役に立てないもの
マリーシア:..あーあシーダ様にはやっぱりかなわないな。でももう我慢しなくて
良いのよ。マルス様はあなたのもとに帰って来たのだから。
ほらシーダ様、マルス様がこちらを見てる!さあ勇気を出して!

シーダ:マルス様..  マルス:シーダ、やっと終わったよ。
君にも辛い思いをさせてしまった..すまないと思ってる
シーダ:いいえ私こそ何の役にも立て無くて..ごめんなさい
マルス:ばかだな、僕はシーダが居てくれたからここまでやれたんだよ。それに
これからはもっと大変になる、アカネイア大陸の七つの王国は一つになろうと
している。そして皆は僕に全てを託すと言うんだ。でも、そんな大変な事が僕一人で
出来るはずが無い。シーダ、僕を助けて欲しい。僕には君が必要なんだよ
シーダ:私ね..タリス島を出る時に誓ったの。どこまでもマルス様に着いて行く、
何が有っても信じ続けるって..だからどんなにつらくとも我慢出来た。
だって、私..マルス様が..

〜エピローグ〜
こうして、後に英雄戦争と呼ばれた永く悲惨な戦いはようやく終末の時を迎えた
大陸の七つの国は、アリティア王国のもとに統一され、アカネイア連合王国の
成立と共に平和で豊かな時代が訪れたのである。この戦争に参加した英雄達の物語は
後の世の多くの人々に感動を与え、涙を誘った。アカネイア英雄戦記...
これは、大陸の命運をかけて若き戦士達の、愛と勇気の物語である...

〜個人戦績〜
アリティアの王子 マルス:第5代アリティア国王となる。
アカネイア連合王国の盟主として荒廃した国々の復興に力を尽くした

マルスのフィアンセ シーダ:戦いの後夢にまで見たマルスとの婚礼の日を迎えた
純白のドレスを身にまとった彼女の姿はまるで天使の様に美しかった
そしてそれは彼女にとって生涯忘れ得ぬ喜びの日となったであろう

アリティアの騎士 セシル:宮廷騎士団に残り戦災で焼け出された人々の世話をする
その後アリティアの聖騎士の一人として最後までアリティア王家に忠誠を捧げたという

アリティアの騎士 ドーガ:マルスの命を受けてグルニア守備隊の隊長となる
アリティアの弓兵 ゴードン:何故か騎士団を辞めてアカネイアのパレスに赴く
後、アカネイア自由騎士団に参加
病弱の聖騎士 アラン:戦いの後、病に倒れた...
アリティアの騎士 ルーク:騎士団を辞めて再び気ままな遊び人に...
アリティアの騎士 ロディ:宮廷に残りマルスの下で働く。後に大陸有数の聖騎士となる
アリティアの弓兵 ライアン:アリティアに残りテンプルナイツに参加する
グルニアの少女 マリーシア:マルスの心配をよそに
戦いの後姿が見えない。不良娘になったのかも..

マケドニアの騎士 カチュア:姉を思いやりながらマケドニアの復興に力を尽くす
マケドニアの猟師 ウォレン:マケドニアに戻り再び猟師に
光の魔道士 リンダ:パレスの魔道学院で働く好きな人がいるのか最近とても美しくなった

マケドニアの騎士 パオラ:複雑な思いを胸に秘めてただひたすら働いている
カタギの盗賊 ジュリアン:レナと共にマケドニアの修道院で孤児達の世話をしている
レナのバカ兄貴 マチス:マケドニアで相変わらずいい加減な日々を過ごしている

タリスの傭兵 オグマ:彼もまた戦いの後、姿を消した
グルニアの王子 ユベロ:マルス王の後見の下にアリティアで勉学に励む
グルニアの王女 ユミナ:パレスの魔道学院に留学、シスターの道を目指す
タリスのサギ師 カシム:アカネイア自由騎士団に参加。後タリスに戻って
母親と暮らしている。貯金もだいぶできた...
謎の仮面騎士 シリウス:戦いの後彼は何も告げずに去っていった..

ジュリアンの弟分 リカード:再び盗賊稼業に戻ったらしい懲りないヤツである

カダインの高司祭 ウェンデル:最高司祭としてカダインへ戻り魔道都市の復興に全力をあげた
いいかげんな傭兵 サムトー:彼は戦いの後姿を消した。
相変わらずナバールの名を語っているとの噂も..

紅の剣士 ナバール:人々の期待をよそに彼は再び風の様に去っていった
旅の踊子 フィーナ:戦いの後彼女も又風の様に去っていった

アリティアの騎士 カイン:アリティア王国騎士団の隊長になる
ジェイガン亡き後マルスの最も信頼する部下となった
チキの守役 バヌトゥ:竜石を捨てて何処かへ去っていった
大陸一の弓騎士 ジョルジュ:戦いの後アカネイア自由騎士団を作り
人々を盗賊から守っている

マケドニアの王女 ミネルバ:マケドニアの王位を捨ててレナの孤児院で働いている

風の魔道士 マリク:パレスで魔道学院を作り若者達を教えている
カダインの魔道士 エルレーン:カダインの高司祭に任命されて魔道都市復興の為に働く

元神竜族の若者 チェイニー:戦いの後彼は再び姿を消した
神竜族の王女 チキ:パレスで皆に囲まれて幸せに暮らしている

気ままな天馬騎士 エスト:戦いの後何故かアベルに別れを告げて行方をくらます
アリティアの騎士 アベル:戦いの後姿を消したエストを追って国を出るその後は不明

グラの王女 シーマ:マルスの要請を断りグラの王位を捨ててパレスに戻る
今は普通の女の子として暮らしている
シーマの勇者 サムソン:戦いの後パレスに落ち着いた...

オレルアンの騎士 ロシェ:戦いの後オレルアンへ去るハーディンを弔う為か..

アカネイアの騎士 ミディア:アカネイア自由騎士団に参加、人々の為に働く

マケドニアの司祭 レナ:マケドニアの修道院で孤児達の世話をしている
ミネルバの妹 マリア:レナの修道院で親を失った子供達の世話をしている
アカネイアの王女 ニーナ:戦いの後彼女はアカネイアの全てを
マルスに託して姿を消した..
アリティアの王女 エリス:パレスの魔道学院設立に協力する。
後結婚、幸せな日々を送る...

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