ファイナルファンタジー10エンディング
最終ボス、シンの中のエボンジュを倒した所から。
注:仲間のアーロンは死者だが意志で現世に残っていた。
主人公ティーダと父ジェクトは召還士の夢の中の住人。

場面はビサイド村から。空を見てビサイドオーラカや村人が喜んでいる。
ルッツやチョコボ騎兵隊が敬礼をする。
奥の寺院のヴァルファーレの祈り子が石になっていく。
シヴァの祈り子、バハムートの祈り子も石になり、少年が消える。

エボンジュを倒し、ユウナが異界送りをしている。
ユウナが振り向くと仲間のアーロンから幻光が発している。

アーロン「続けろ」
ユウナ「でも」
アーロンを見つめる仲間達。アーロンはキマリの胸をたたく
アーロン「10年またせたな...もう、お前達の時代だ」
消えてしまうアーロン。ここよりムービーに入る。

ユウナが飛空艇の上で踊っている(異界送り)
地上に場面が変わり、飛空艇とシンの巨体が見える。
急にシンが爆発するように砕け散る。驚く人々の声。

場面が飛空艇に戻り、ユウナの踊りでシヴァ、ヴァルファーレ、イフリートが
次々に消えていき、(異界に送られている)シンも爆発するように消える。

エボンジュとシンを倒した事で安心したようにザナルカンドの
祈り子達が石になっていく。夢を作っていた大きな水の流れが止まり、
上からはじけていく。はじけた水の1滴ずつに人の顔が有り、
中にティーダの顔も有る。

低空艇の上、自分の手が薄く消えそうになっているのに驚くティーダ。
ティーダ「ああ..」ユウナを見つめる。
ユウナが首を横にふる。
ティーダ「俺..帰らなくちゃ。」(腰に手を当てて明るく)
さらに強く首を横にふるユウナ。
ティーダ「ザナルカンド案内出来なくて、ごめんな」
横でうろたえてるワッカ。ゆっくり前に進むティーダ。
ティーダ「じゃあな」急に走り出すティーダ
慌てるワッカとリュック「ええっ」
リュック「また会えるんだよね、ねえっ?」皆がティーダを見つめる。

突然ユウナがティーダに向かって走り出す。キマリ「ユウナ!」
ティーダが振り返り、急いで抱き締めようとするが、
ユウナはティーダの体をすりぬけてしまう。バタリと倒れるユウナ。
驚く仲間達、ティーダの体から幻光が空に向かって飛び出す。
すすり泣く声のティーダと床に顔をあてて倒れて呆然としているユウナ。
その場で泣いているティーダに背を向けるようにゆっくりと立つユウナ。
少し上を向き「有難う」と言う。その声に振り向くティーダ。

ティーダがゆっくりとユウナの背中から抱き締めると、一瞬体が透明で無くなり
しっかりとユウナを抱き締められる。2人でしばしお互いを感じた後、
ティーダはまた透明になり、ユウナの体をつきぬけてしまう。
だが、2人は満足そうな笑みを浮かべている。
手をふり、涙をふくリュック。
ティーダは振り返らずにかけだし、飛空艇からジャンプ、雲の中へ。
雲の中には先に逝ったブラスカ、アーロンが居て奥に居る父ジェクトと手をタッチする。

場面、時間が変わりどこかの海、ユウナの目のアップ。
口笛をふいているユウナ(ゲーム中に出たティーダを呼ぶ約束の口笛)
必死で口笛で呼ぶユウナにルールーがゆっくり近付く。
ルールー「ユウナ、そろそろ..」
風に吹かれ、後ろを振り返るユウナ。

ブリッツスタジアムの中、人々の喜びの大歓声。高台にユウナと仲間達。
ユウナ「多くの..数えきれない犠牲が有りました。」静まる会場。
ユウナ「何を無くしたのかわからない位、沢山、無くしました。」
しっかりとした笑みを浮かべて「そのかわり、もう、シンはいません。」
拍手が起こる。「もう、復活もしません。」拍手の後また静まる
ユウナ「これから..これからは、私達の時代..だよね。」(歓声)
ユウナ「不安な事、一杯あるけど、時間も一杯あるから、だから大丈夫だよね。」
(ユウナを見守るルールー、ワッカ、キマリ、リュックが画面に出る)
ユウナ「力を合わせて、一緒に歩けるよね。」
後ろを向くユウナと同時に大歓声、手を出して答えるワッカ。
前に向き治り、「1つだけ、お願いが有ります」とユウナ。
静まる会場。ユウナ「いなくなってしまった人達の事...時々でいいから..」
回想の様に今までのムービーが入る。最後はティーダと抱き合った湖。
ユウナ「おもいだしてください。」

スタッフロール。終わった後にティーダが水中にうずくまって登場。
場所は謎。まるで寝ていたように伸びを1回し、上に向かい泳ぐ。
どんどん上へ、顔がアップになった所で「FF10」のタイトルロゴに変わる。

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