〜藤崎 詩織編〜
伝説の樹の下。主人公が駆けて来る。主人公「し、詩織..」
詩織「ごめんなさい、こんな所に呼び出したりして。
今日、どうしてもあなたに言いたい事が有って。」
主人公「言いたい事って何?」
詩織「私ね、今まで男の子と付き合った事が無いの。でも興味が無かった訳じゃ
無いのよ。私だって男の子と付き合ってみたかったし、ラブレターだって
何通ももらったわ。でも、どうしても付き合う気になれなかったの。
あなたが..あなたがそばに居てくれたから。
今まであなたの事をただの幼馴染みだと思ってた。ううん、きっとあなたに
私の本心をさとられるのが恐くて、そう思いこんでたのかもしれない。
でも、卒業する今、離ればなれになるかもしれない今になってやっと
この気持ちに気付いたの。恥ずかしくて、逃げたい気分だけど、
もうただの幼馴染みじゃ嫌。1人の女の子として、私だけを見つめて欲しいから、
勇気を出して言います。(ほほが赤くなる)
すきです..世界中の誰よりもあなたが..好きです。」
主人公「実を言うと..俺も詩織の事が..」
(詩織笑顔、目に涙)詩織「あれ、嬉しいはずなのに涙が出てきちゃった。
本当に..本当に信じていいのね?」
主人公「もちろんだよ、好きだよ、詩織」
詩織「嬉しい..いつまでも私の事をはなさないでね。」
進路とスタッフロール後、 END
〜朝日奈 夕子編〜
伝説の樹の下、主人公「あ、朝日奈さん..」
朝日奈「こんなとこに呼び出すの、ナンだなって思ったけど、
卒業する前にどうしても言いたい事が有るっていうか、何ていうか..」
主人公「言いたい事って何?」
朝日奈「今まで色々ハヤリの所に行って遊ぶのが1番の楽しみだったけど、
何ていうか、最近それも飽きちゃったカンジ。やっぱ、
好きな人と一緒に居るだけでどこにも行かなくても楽しいって思う。
こうしてる今もそう思う!」主人公「ふーん。飽きちゃったの。」
(朝日奈ほほが赤くなる)朝日奈「もー、ウルバカなんだからっ!
私は、あなたといるのが楽しいって言ってるの!!」
主人公「そ、それって」
朝日奈「超ハズカシイけど、私、あなたの事好きになっちゃったみたい!
もうあなただけいてくれたら何にもいらない!流行なんてどうでもいい
だから、私と付き合って?」主人公「実は、俺も朝日奈さんの事が..」
朝日奈「超ウレシイ〜!でも、やっぱり一緒に居るだけよりも、
どこかに遊びに行った方が楽しいよね!」主人公「そ、そうだね」
朝日奈「そしたら、どっか旅行に行こうよ!」
主人公「ああ、いいよ。」朝日奈「それじゃあ、これから
旅行代理店に行こうよ!ホラ!早く早く!!」
主人公(全然変わらないけど、まあいいか)
〜館林 見晴編〜
伝説の樹の下。主人公「あっ、君は...」
館林「今までごめんなさい、私館林 見晴っていいます。
こんな所に呼び出したのはあなたにどうしても言いたい事があったから」
(館林最初からほほが赤い)主人公「言いたい事って何?」
館林「私、今まであなたにぶつかっていたのは偶然じゃ無くて。」
主人公「そんなの誰だって分かるよ。」
館林「そ、そう。私あなたに一目惚れしちゃっていつでもあなたの事見てたの!
それでせめて顔だけでも覚えてもらいたくてあんな事を、ごめんなさい。」
主人公「そ、そう..そうだったのか」
館林「あの、あんな事しておいてナンですけど、やっぱり
一目惚れを信じます!私と付き合って下さい!」
主人公「実は俺も館林さんが気になってたんだ。」
館林「じゃあOKなのね?嬉しいわ!お互いの事はこれから知っていきましょう」
主人公「そうだね。」
〜伊集院 レイ編〜
伝説の樹の下、主人公「えっ?君だれ?どこかで見たような?」
伊集院「わ、私、伊集院です」(ほほは最初から赤い)
主人公「伊集院に妹なんていたっけ?」
伊集院「いえ、伊集院レイ本人です。」主人公「え?」
伊集院「ごめんなさい、今まで私、男のフリをして嘘を付いていたの」
主人公「すごい嘘だ。」
伊集院「伊集院家では、女の子は高校を卒業するまで、家の外では
男の子として生活しなくていけないの。」
主人公「漫画みたい..」
伊集院「今私、あと1日だったけど、どうしても我慢が出来なくて、
こんな所に呼び出してごめんなさい」
主人公「い、いいよ。別に..。」
伊集院「いつも憎まれ口ばかりでごめんなさい。でも、今まで憎まれ口を
叩いていたのはあなたに嫌われようとしていたからなの。
嫌われてしまえば、あなたの事を忘れられると思ったから。でも、いつも
あなたは電話をしてきてくれて、あんなにひどい事を言ったのに
何度も何度も..私いつも嬉しくて、電話の向こう側で泣いてたのよ。
あと、私が誘拐された時、廃工場まで来てくれたでしょ?
こんなあたしを心配してくれるなんて嬉しかった。いつも気丈に
生きてきたけど、でも私だって普通の女の子よ。いつでも皆と一緒に居て、
おしゃべりしたり、遊びに行ったりしたかった。
バレンタインの時だってあなたに...明日からはそうなれるけど、
卒業する前に本当の私を見て欲しかったから..もう伊集院家なんてどうでも
いいの。だから、好きよ..今まで嘘を付いていてごめんなさい。
でも、私と付き合って下さい!」
主人公「伊集院...いや、伊集院さん..」
伊集院「迷惑だと思うけどあなたの気持ちを聞かせて。それであきらめが付くから」
主人公「そこまで想ってくれて、断れる訳無いじゃないか。」
伊集院「それじゃあ!」主人公「もちろん。OKだよ」
伊集院「私、私..何て言ったらいいのか..やっと普通の女の子になれたのね」
主人公「1つだけ聞いても良いかな?」伊集院「え?何?」
主人公「好雄が倒れた時の事だけど。」
伊集院「ごめんなさい。好雄君に私が女の子という事がバレてしまったので
記憶を操作したんです」主人公「やっぱりそうだったんだ。」
伊集院「け、軽蔑しますか?」
主人公「いや..その気持ちも分かるから..」
伊集院「有難う!本当に優しいのね!あなたを好きになって良かった!」
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