〜藤崎 詩織編〜
詩織(やっと着いたのね、この樹の下に。..おさななじみか。
私、あの人とずっと同じ時を過ごしてた。
なのにどうして、この気持ちに気が付かなかったのかな?
ううん、おさななじみって事に甘えていたんだわ、きっと..
いつまでもこの関係が続くんだって...。私ってバカよ...どうしよう。
不安ばかりが大きくなって、押し潰されそう。でも、離ればなれになるなんて
考えたくない。..神様、私に勇気を下さい。...あっ)
主人公がかけてくる。主人公「し、詩織..」
詩織「ごめんなさい、こんな所に、呼び出したりして...
今日、あなたにどうしても言いたい事があって..。」
〜スタッフロール後、雪山にて〜
詩織「元気にしてる?私の方はカナダに来て、3日が経ちました。
こっちのスキー場はとってもすていて、とても気持ちが良いの。でも、
ちょっと寂しいかな。今度は一緒に来れるといいわね。
お土産、沢山買っていくから、それまで待っててね。」
END
〜虹野 沙希編〜
虹野(ふぅ、着いたわ、この樹の下に。この三年間、私とっても幸せ
だった。だって、彼が私に沢山の優しさと勇気を与えてくれたから。
だから、私彼の力になりたい。10分の1、ううん10000分の1でも
良いの、彼の元気になりたい。卒業のこの日を始まりにして、
ずっと彼のそばで...来てくれるのかな..。あっ)
主人公「に、虹野さん..」
虹野「ご、ごめんなさい。忙しいのに、こんな所に呼び出したりして。」
〜スタッフロール後 先生と仲間の間にいる虹野の写真〜
虹野「調子はどう?今、私は料理学校の研修で中国に来てます。本場の中国料理
って凄いの。食材とかも凄いんだけど何といっても迫力が全然違うの。
もう圧倒されちゃいそう。でも私負けない。これで負けたらあなたに笑われちゃうもんね
帰ったら勉強の成果を見せてあげるから楽しみにしててね。それじゃ!」
〜片桐 彩子編〜
片桐(はあ、とうとう来ちゃった。彼、来てくれるかな。私って、彼に
どんな風に思われてるんだろう?おおざっぱな私だから、やっぱり、友達
位にしか思われてないのかな。ノー、そんなの嫌よ。そうよ、だから今日、
告白するって決めたのよ。でも、もしかしたらジョークだって思われるかも。
オー、マイガー、神様お願い!一生で、一生で一度で良いから..
もしかしたら、2度も3度も有るかも知れないけど、
今回だけは、私のわがまま聞いて。あっ...)
主人公「か、片桐さん..」
片桐「あっソ、ソーリー。待った?ごめんなさい、こんな所に呼び出したりして」
〜スタッフロール後 金髪の女性と並んだ片桐の写真〜
片桐「ボンジュール。こんにちは、元気にしてる?パリに留学して毎日絵の勉強を
してるけど、こっちの絵ってもう最高!やっぱり来て良かったわ。今はねぇ、
毎晩フランス人にカラオケを教えているけど、皆すごく上達が早いのよねぇ。
びっくりしちゃったわ。当分会えないのは寂しいけど、また手紙
書くわね。それじゃ、オルボワール、さようなら。」
〜朝日奈 夕子編〜
朝日奈(あいつ..まだ来ないなあ。ハアー!超緊張しちゃう!
さっきからドキドキして、心臓が止まっちゃいそーだよぉ!
もぅ!告白なんてさ、女の子からするもんじゃ無いよね。
と思ってたけど..やっぱ伝説とか、噂とか気になるし...。
もし、ホントだったら超ラッキーよね。でも、ただのデマだったら..
あー!!もうヤメヤメ!この気持ちだけは誰にも負けないもんね!
あーっ、もう!早く来なさいよ!..あ、来た。)
主人公「あ、朝日奈さん..」
朝日奈「こんなとこに呼び出すのはなんだなって思ったけど、
卒業する前にどうしても言いたい事が有るっていうか、何て言うか..」
〜スタッフロール後、海岸にて〜
朝日奈「元気してる?今ハワイのビーチに来てるんだけど、もう最高!
超綺麗な子が沢山いるけど、アタシだって負けて無いかなーってカンジ。
その証拠に、男の子達がいっぱい寄ってきて、もう目うつりしちゃいそう、
なーんてね。お土産買ってくから楽しみにしててね。
P.S.今度は、ぜーったい二人で来ようね!!
〜古式 ゆかり編〜
古式(わたくし、とうとうここまで来てしまいました。あの方、手紙を
読んでいただけたでしょうか。わたくし、ぼんやりと過ごしても、夢の中で
あの方の姿が目に浮かんで参ります。これが恋というものなのですね。
お母様の言う通り、この樹の下まで来てしまいましたけれど
本当に、いらして下さるのか心配で...こんなにも、
時が遅く感じられるのは初めてです...。あの方、遅いですねぇ..あ。)
主人公「こ、古式さん..」
古式「失礼な事とは存じましたけれども、どうしてもお話したい事がございまして」
〜スタッフロール後 温泉にて〜
古式「拝啓、暑さの続く今日この頃ですが、お元気でいらっしゃいますか?
かねてから申し上げました通り、わたくしは父と共に出湯の里に参っております。
ここは、大変素晴らしい所ですよ。美しい自然の中で静かな時をのーんびりと
過ごしているととても幸せな気持ちになります。今度、是非ご一緒したいものですね。
お土産を買ってまいりますので、戻りましたら御挨拶にうかがいたいと思います。
それでは、お会いできる日を楽しみにしております。かしこ。
7月17日、古式ゆかり。
〜如月 未緒編〜
如月(ふう、どきどきして、気が遠くなりそう。でも、しっかり
しなくちゃ。そう..今日が最後のチャンスなんだから。
思いおこせば、本位しか友達がいなかった私をあんなに優しくしてくれた。
恋愛なんて、本の中だけのあこがれだと思っていた私に、素敵な一時を..
だから私、伝説の樹の下で告白します。この気持ちを、あなたに..うちあけます。
これは、あなたがくれた勇気だと思います。あっ(主人公)さん..)
主人公「き、如月さん..」
如月「すみません。失礼だとは思いましたけど..
どうしても今日、あなたに言わなければならない事があって..」
〜スタッフロール後、花畑の前にて〜
如月「拝啓、盛夏のそうろう。御機嫌良くお過ごしの事と思います。
今、私はドイツに来ています。ここは私の好きなゲーテの生まれた地で、
美しい町並みや、自然を見ていると彼の心が伝わって来るような気がします。
私もここで詩をつずってみようと思っています。帰ったら、感想を聞かせて
下さいね。それではその時を楽しみにしていますので、かしこ。如月未緒。
〜紐緒 結奈編〜
紐緒(彼はまだ来ていないようね。ふふ、バカげているわ。この私が。
「伝説の樹」の伝説、こんな非科学的な事に頼るなんて。あっ、また..
そんな考えはもうやめたはずよ。もう私には、彼しか考えられないんだから。
でも、分かってる。彼がこんな私を好きななるはずが無いって事位。
だから、今はこの伝説に頼るしか無いのよ。そう、それが新たな
野望への第一歩なんだわ。..珍しく心臓が高なっている。こんな事、
何年ぶりかしら。...彼が来たわ。)
主人公「ひ、紐緒さん..」
紐緒「待っていた。いえ、ご、ごめんなさい。こんな所に呼び出したりして」
〜スタッフロール後、研究所にて〜
紐緒「しばらくね。今、私はある研究所に配属されているわ。内容は言えないけれど
設備が整っているのは良いのだけれど、それなりに忙しくて、自分の時間が
なかなか..ね。もう、自分の実験はあまりしないようにしているけれど、
それについては、特に問題は無いけど、やっぱり時間が有った方が良いわね。
べ、別にあなたといる時間を増やしたい訳じゃないわ。と、とにかく、
今度は休みが取れそうだから、それだけ報告しておくわ。それじゃ。
〜清川 望編〜
清川(来ちゃった、とうとう。いつからだろう、あの人しか
見えなくなったのは..あたし、好きになってから、女っぽくなろうと
努力したけど、でも、付け焼き刃でボロばっかり..。やっぱり、
男っぽい女なんてダメに決まってる..。でも、こんな風に
卒業するなんて..宙ぶらりんのままだなんて。せめて、この気持ち
だけでも分かって欲しい。それだけでいい..来てくれるかな、あの人。
もう、付き合っている人、いるんじゃ..あっ...」
主人公「き、清川さん..」
清川「ごめんなさい。こんな所に呼び出したりして..」
〜スタッフロール後、プールにて〜
清川「元気にしてる?もうすぐ世界大会の開幕だけど、世界の強豪を見たら
不安になってきちゃった。あなたを軟弱者呼ばわりしていた事も
有ったけど人にそんな事言う資格、無いよね。でも、あなただって
頑張ってるんだからこんな弱音、言ってられないな。結果は気にせず、
精一杯頑張るつもり。だから、応援、お願いね。」
〜鏡 魅羅遍〜
鏡(..何してるのかしら、この私を待たせるなんて、彼はしないはず。
だめね。いつものくせで..私、いつまでもつまらない事にこだわって、
大切なものを見失ってた。それを彼は気付かせてくれた。辛抱強く
付き合ってくれた。もう、意地を張るのはよそう、偽りの仮面は、いつか
はがれるものよ。だから、だから早く来て。お願い...あっ)
主人公「か、鏡さん...」
鏡「こんな所に呼び出したりして、ごめんなさい。」
〜スタッフロール後 ショールーム前〜
鏡「お元気?ハリウッドは最高の町ね。仕事で無ければもっと楽しいのだけれど
この間、ヒマを見つけてスター達の手形を見て来ました。私も有名になって、
仲間入りできる日を目指して頑張らないとね。日本に帰っても仕事が忙しくて
なかなか会えないと思うけど、ヒマを見つけてゆっくり
旅行でもしたいね。体に気を付けて、頑張ってね。」
〜美樹原 愛編〜
美樹原(どうしよう..やっぱり、やめれば良かった..。でも、この樹の伝説に
頼れる今日だけしか、チャンスはもう無いと思う。今日だけは、内気な私と
サヨナラしなきゃ..そして..。でも、断られたら..ううん、だめ。そんな事ばかり
考えてるから..。お願い、伝説の樹さん、私に勇気を分けて下さい。
あっ、あの人、来ちゃったみたい。ど、どうしよう..。)
主人公「み、美樹原さん..」
美樹原「あの..ご、ごめんなさい。こんな所に呼び出したりして..。」
〜スタッフロール後 コアラを抱いて〜
美樹原「こ、こんにちは。お元気ですか?あの、今私が来ているオーストラリアは
私の好きな動物が沢山いて、時間を忘れてしまうほど楽しいです。
一緒に来れたらもっと..あの、写真とかも沢山とったので、帰ったら
見て下さいね。そ、それではさよなら。」
〜早乙女 優美編〜
優美(先輩、来てくれるかなぁ?机の中に手紙を入れて来たけど、恐くなって
きちゃった。優美、子供っぽいし..先輩の学年って素敵な人、沢山いるし。
優美の事、友達の妹としてしか、見てくれてないかも。どうしよう..
そうだったら、どうしよう..ダメダメ!こんな事ばっか言ってたらホントに
そうなっちゃう!あ〜ん、でも先輩ぁ〜い。早く来てよー。あっ、先輩だ!)
主人公「ゆ、優美ちゃん..」
優美「ご、ごめんなさーい。こんな所に呼び出しちゃったりして..。」
〜スタッフロール後 プロレス観戦してる優美〜
優美「先輩、優美が居なくて寂しくないですか?優美はとーってもさみしいです。
所で、優美は今日、本場アメリカのプロレスを見てきました!すっごい迫力で、
優美のファイティングスピリッツに火が付いちゃって、夜も眠れません。
新しい技のヒントも見つけたし、とりあえずお兄ちゃんを実験台にしてますけど、
帰ったら相手して下さいね!すっごい必殺技になると思うから絶対約束だよ!」
(館林は隠し画像で、コアラの着ぐるみから顔を出している絵のみ有り。)
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