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ウルトラマンタロウ最終回
本編「さらばタロウよウルトラの母よ」

〜東 光太郎(タロウの変身前)の夢の中〜
ウルトラの母(緑のおばさん)「光太郎さん」光太郎「お母さん」
母「もうすぐあなたの人生を変えてしまうような大きな事件が起こりますよ」
光太郎「僕の人生を変えてしまうような大きな事件?一体それは?」
母「御覧なさい」(船が見える)

光太郎「1年前あの船で僕は日本に帰って来たんです。あの船の船長さんは
健一君(同居してる少年)のお父さんなんですよ。あっ、怪獣が!」
(怪獣が船に体当たりして船が爆発)
光太郎「お母さん、白鳥船長は!?お母さん」(首をふる母)
母「誰にも助ける事は出来ないのです。例えウルトラマンタロウでも」
光太郎「そんな..じゃ、ただ待つ以外に方法は無いのですか」
母「いいえ、あなたがしなければならない事が有ります」
光太郎「僕にする事が?」母「そうです。命をかけてもしなければはならない事が
有ります」光太郎「それは?」母「それはあなたが自分で
見つけなければなりません」光太郎「お母さん」

〜白鳥家(下宿先、夢からさめて)〜
健一「光太郎さん、光太郎さん!」光太郎、健一がかぶってる帽子を見て
光太郎「船長!無事だったんですか!」健一「ええっ?」
光太郎「何だ、健一君だったのか」健一「どうしたの、ずいぶん苦しそうだったよ」
光太郎「夢を見てたんだ」健一の友達「お母さんの夢を見てたんだ。ねえそうでしょ?」
光太郎「ん?」健一「紹介するよ、僕の親友の中西一郎君だよ」光太郎「やあ」
健一「ホントは僕の父さんも一郎君のお父さんもタンカーの船長同士で親友なんだ」
光太郎「そうか」健一「この人がいつも話しているZATの東さんだよ」
一郎「よろしく!」光太郎「よろしく。所でどうして君達はそんな格好
(船長の帽子をかぶってる姿)をしてるんだい?」
健一「二人でお祝いをしてるんだよ」光太郎「お祝い?」
一郎「僕のお父さんが今日、半年ぶりに日本に帰って来るんです」
健一「うちのお父さんは明日帰ってくるでしょ。だから2人でお父さんが帰ってくる
お祝いをしてるんだよ」光太郎「ああ..そうか、白鳥船長は明日帰ってくるのか」

〜ZAT本部〜
隊長「伊豆沖でタンカーが怪獣に襲われたそうだ!船名は第三日本丸」
光太郎「あっ、一郎君のお父さんの船じゃないか!」
隊長「火災発生、爆発するぞ..爆発した!無線が切れた。全員出動!全力を尽くせ
生存者を救助し、怪獣を追撃するんだ!」ZAT全員「はい!」

光太郎はあせった。今捜している怪獣が多分健一君のお父さんの船を襲うという予感が
したのだ。しかしZATの全力をあげての捜索にも関わらず、1人の生存者も怪獣の行方も
発見する事は出来なかった。

〜白鳥家、健一の部屋の前〜
健一の姉「あっ、光太郎さん。今入らない方が良いわ。一郎君とっても悲しんでいるのよ
ZATの光太郎さんに会ったら何をするか分からないわ」
〜健一の部屋の中〜
一郎「ZATなんて何だい!タロウだって何にも出来なかったじゃ無いか!
ちきしょう(タロウの人形を投げる)」健一「一郎君!」
一郎「ウルトラマンタロウなんて何だ!いつも僕達の味方なんて言っていて..」
健一「いけないよ!タロウの事そんな風にいっちゃ」
一郎「だって!何にもしてくれなかったじゃ無いか!ZATだってそうだよ!
怪獣をやっつける事も出来ないでさ!」
健一「そんな事無いよ!ZATだって一生懸命やってるよ」
一郎「分かるもんか、健一君は東さんが泊まっているからZATの味方なんてするんだ!」
健一「一郎君!君だって、タロウもZATも好きだったじゃないか」
一郎「君になんて分かるもんか!僕のお父さんは..僕のお父さんは!」健一「一郎君」
一郎「君のお父さんはまだ生きているじゃ無いか!」健一の父の写真を割り去る。
〜健一の部屋の前〜
光太郎「あっ、一郎君!」健一「光太郎さん!僕..間違って無いよね?」
光太郎「一郎君は..寂しいんだよ」

〜夜中、上空をパトロールする光太郎と仲間〜
ZATは怪獣サメクジラを求めて厳重なパトロールを続けた。
そして、間もなく朝がやって来ると思われる頃..
光太郎「あっ怪獣の反応です!すぐ近くです!」同乗の北島隊員「よし、高度を下げるぞ」
別の隊員「副隊長!タンカーがいます」副隊長「ん?」光太郎「あっ西一丸だ!」
(船が爆発)光太郎「しまった!」北島「あれじゃ乗り組み員は全滅だ」
(すぐ変身しようとバッジをつかむが)光太郎(ダメだ..北島さんがいる!)
副隊長「攻撃!」光太郎「はい」北島「行くぞ!」(逃げられる)

〜ZAT本部〜
隊長「全員死亡か..」副隊長「はい申し訳ありません!」隊長「二谷、あやまる事はない
手ぬかりは無かったんだ」副隊長「しかしむざむざ目の前で西一丸が襲われてしまったんです」
隊長「君の責任では無い」副隊長「しかし」隊長「言うな、俺に任せろ」副「隊長!」
隊長「この次は必ず成功させるんだ」副「ハイ」隊長「よし引き続きパトロールを開始するんだ」
隊員達「ハイ!」(隊員達去る)隊長「東!」光太郎「はい」
隊長「つらいな..お前がZATの隊員になったのも白鳥さんの船に乗っていたからなんだ。
白鳥さんの家に行ってやれ」光太郎「はい」隊長「健一君を頼むぞ」光太郎「隊長!」
隊長「ツラい役目だが、お前にしか出来ない事だ」光太郎「お願いが有ります..
健一君にはしばらく知らせないでおきたいんです。今船長の帰りを首を長くして待っています」
隊長「しかし、いずれは分かる時が来るぞ」光太郎「分かっています」
隊長「その時のお前の態度が健一君にとってかけがえの無い物になる。ZATの事は我々に任せろ
お前はその事だけに専念すれば良い」光太郎「隊長」隊長「頼むぞ」光太郎「はい」

〜健一の家の前〜
健一「な〜んだ、光太郎さんか、お父さんかと思っちゃったよ」困る光太郎。
家の中、健一の姉が電話を取っている「もしもし白鳥でございます。あっ、父の
会社の方でございますね。..えっ!父が怪獣に!!..わざわざ有難うございました..」
健一「お姉ちゃん、お父さんがどうしたの?」泣きくずれる姉。
健一「お姉ちゃん!まさか..光太郎さん!お父さんは!」うなずく光太郎。
健一「光太郎さん..知ってたんだね」光太郎「今朝早く、三浦半島の沖で亡くなった」
健一「お父さん(泣く)」怪獣出現。光太郎「健一君、あの怪獣だ!あいつが
君のお父さんを殺ったんだ!」

〜CM後逃げまどう人々の中、1人走る光太郎〜
光太郎「タロウー!」ウルトラバッチをかかげてウルトラマンタロウ登場!
怪獣サメクジラにチョップ、投げ付けてつのを折るともう1体、
宇宙人(バルキー星人)が現れる。ZATが登場。
副隊長「タロウを援護せよ、星人に総攻撃!」隊員「了解!」
サメクジラと闘うタロウの背後のバルキー星人をZATがくいとめる。
大きい角を折り、「ストリウム光線」でサメクジラを倒す。
バルキー星人が驚いて逃げる。そらを見上げるタロウ。

〜港、健一がウルトラ兄弟の人形を割っている〜
健一「ちくしょう!」光太郎「やめなさい!健一君!」
健一「光太郎さんに僕の気持ちが分かるもんか!」光太郎「健一君!」
健一「僕はくやしいんだ!あの時タロウが来ればやっぱり怪獣はやっつけられたんだ」
光太郎「健一君!」健一「それなのに一郎君も、僕のお父さんも助けてくれなかった」
光太郎「健一君、君はそんなに弱虫だったのか?」健一「弱虫なんかじゃ無い!」
光太郎「いや弱虫だ!君は心のどこかでタロウに助けて欲しいと思っていたんだ
お父さんやタロウがいなかったら君はどうやって生きていくんだ!」健一「それは」
光太郎「健一君..タロウはタロウで頑張っていたんだよ」健一「どうしてそんな事が」
ウルトラバッチをはずす光太郎「このバッチを見たまえ、
これはウルトラの母が僕にくれたバッチだ」健一「光太郎さん!?」
光太郎「そうだ。僕はウルトラマンタロウだ!」健一「ええっ?」
光太郎「君はお父さんやタロウの事を忘れて自分の力だけで生きていこうと
する事は大変な事だ。だが、そんな苦労を君にだけはさせない。
僕も独りの人間として、生きてみせる。僕はウルトラのバッチを..
もう頼りにはしない!(バッチを見つめるとタロウ誕生の思い出がよぎる)
えい!(バッチを海に投げる。そのままバッチはウルトラの母の胸にかかる)」
母「光太郎さん、とうとうあなたも見つけましたね。ウルトラのバッチの代わりに
あなたは生きる喜びを知ったのよ」光太郎「お母さん!」母「さよなら、タロウ」

〜いきなりバルキー星人登場(人の大きさ)〜
星人「見たぞタロウ!」光太郎「タロウでは無い!東光太郎だ!」
星人「どっちでも同じ事だ。バッチの無いタロウなど恐ろしくも無い。
これで地球は我々の物同然だ!」光太郎「バカな事を言うな!この地球は
人間の手で守ってみせる!」星人「死ね!」攻撃をよけてピストルで星人を撃つ
光太郎「あっ(バルキー星人巨大化)よーく見ておくんだ!人間には知恵と
勇気が有る事を!」健一「うん」光太郎「あいつは俺が引きつける。君は向こうへ
逃げるんだ、早く!」(健一去る。星人のビームをさけつつ逃げる)

光太郎は広量の燃料タンクの有る地帯に星人を誘き寄せる作戦だ

バルキー星人、光太郎の代わりにガソリンを自ら蹴ってあび、黒くなる。
光太郎「くそう!」光太郎の銃で星人を撃つと星人が燃え、そのまま爆発。

健一「光太郎さーん!」光太郎「健一君、見ろ!人間の力で星人をやっつけたぞ!」

自らの体を張って敢行した光太郎の星人爆破作戦は成功した。

〜岡でねころぶ光太郎と健一〜
ウルトラの母(光太郎さん、ウルトラのバッチに頼らなくてもやれましたね)
笑顔の光太郎「健一君」健一「光太郎さん」握手をして
光太郎「頑張るんだぞ!」健一「うん!」笑いあう二人。

〜私服の光太郎が旅立つ〜
光太郎「隊長、お世話になりました。荒がきさんにもよろしく」
隊長「仕方が無い、1度言い出したら言う事を聞かないお前だ、元気でやれ。
その代わり、お前の言う勉強とやらを精一杯やってくるんだ」光太郎「ハイ!」
握手をして歩き出す。他の隊員達が手をふって別れを言う。

街を歩く光太郎、人混みにまぎれていく。

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