4.「下絵」完成

で、さっきの線画にバケツツールでバカバカと色付け。
アンチエイリアスが無いのではみだしや塗り忘れも無いので楽。
ここでの色はあくまで「下絵」なので一切影は付けないように。
レイヤー名に「下絵」と付けて残しておきます。

5.「本体」完成

「下絵」をコピーして「本体」と命名。で、ブラシで影を付けていきます。
光りの方向や質感に注意。また、影は自分の服を見てどう影が出来るかを見る。
失敗したらphotoshop5なら前に戻る「ヒストリー」も使えるけど、
「下絵」を選択ツールで指定して「本体」で影ごと消えます。
また同様に下絵で選択したものを本体で「色調補正」するだけで色が変わります。
1番絵にピッタリ来る色を探します。

6.ハイライト

影は基本色、1号影、2号影で成り、2号はそれだけで生きるように。
顔ならあごとか、服ならくぼみとか。1号影に添いつつも生きてるとGOOD
で、新規レイヤーで「HI」と命名して目の光り、髪光りを作る。
髪は下絵で髪だけ選択し、レイヤーを「オーバーレイ」にして明るい色で
サクッと塗り、効果的に消すのも良いし、手描きで描いていくのも良いです。

7.線の色

で、また下絵を選び、「黒」(線)をスポイトで取って、
色域指定で線だけ選択。新規レイヤーを作り、光りの当たってる方の線を
2号影(1番濃い影)より濃い色で塗ります。この絵だと耳とほっぺです。
これは細かいのでやらないでも構わないです。

8.完成

で、背景を塗って完成。ここではグラデーションですが、
背景を描いている方が多いです。その場合、
背景には「線」が無い事に注意。アニメと同じで、
キャラにはくっきり線があるけど背景は線が無いんです。
そのまま手描きです。意外と背景の方が難しかったりして。
あと、キャラより背景が目立たない事や、
雲とか目線で見せたい物に視線が集まるようにします。
これは構図を勉強するしか無いんだけど..

結果、レイヤーは「背景」「下絵」「本体」「HI」「線」の5つ。
データがかなり軽くなり、いつでも修正出来るのが魅力です。

と、いう事で終了。
絵は何より自分が楽しいと思って描くのが1番です。
別にペインターや他のソフトが使いやすいならそれも良いし。
ちょっとは役に立てたでしょうか?
それでは、楽しい絵をガンガン作りましょう!

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