俺は彼女をなぐった。
怒る気持ちはどんどんエスカレートしていく。

なにがうそぴょんだ。こいつ、ふざけやがって!

気が付くとその女はだまったまま寝ころがっていた。
「おい、いいかげんにしとけよ。」
だが、女はだまったまま。
「まさか..」

驚いた。こんなに簡単に..人が..絶命するとは。

俺は死体を川に流し、家路についた。
そんな俺の後ろをつけている影にも気がつかず。

そう。それが真実だった。

幸いその事件は遺書等が有り、自殺という事でかたずいた。
打撲は川に落ちた時についたものとされたようだ。

だが、真実は俺をおどしながらも
恋に落ちたらしい。

「私しか真実を知らないのよ..」
その声で想い出から覚めた。そう、こいつは俺達家族をどんぞこに
落とした女なのだ。だが、そんなのはもう耐えられない。

「とにかく、別れる!じゃあな!」
俺は真実に冷たく言ってその場を去ろうとした。
だが、その時、わきばらに強烈な痛みが走った。
「ねえ..人殺しが人に殺されるってどんな気分?」

薄れゆく意識の中で、真実は薄笑いを浮かべていた...

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